プロパガンダ合戦
人気ブログランキングに参加しています。
まずはここをポチッとお願いします。
—————————————
宮根誠司:「プーチン大統領が言っていたのは『東部の親ロシア系住民が迫害されてジェノサイドまで行われている』と言って攻め込んできているんですが、角さんが行かれてそういう実態はありました?」
元駐ウクライナ大使 角茂樹:「結論から言って、それは全くの嘘です。毎年4~5回東部に行っていましたから、そこで住民との方と話をしたり、いろんなところを訪れて見聞きしていますが、そういうことは見たこともないし、聞いたこともまったくありません。日本をはじめウクライナ政府は、東部でロシアの攻撃に遭った人を助けるということでいろんなことをやっていますが、その人達を迫害したりジェノサイドするなんて有り得ないし、聞いたことも全くない」
読売テレビ「ミヤネ屋」(令和4年3月22日)
—————————————
「ウクライナ東部の迫害やジェノサイドは全くの嘘です」
この角氏の発言は、同じ元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏とは真逆の発言である。
馬渕睦夫氏はウクライナ大使を2005年から2008年まで務めた。
その馬淵氏の言い分は、
「東部で親露派への虐殺があった。キエフの友人に連絡したらキエフは平和だと言っていた。ウクライナを攻撃しているのはウクライナ軍で、ロシア軍は攻撃していない。ウクライナのテレビ塔の攻撃はCGだ」
角茂樹氏はウクライナ大使を2014年から2019年まで務めた方である。
これはどちらかが嘘を言っているということである。
プロパガンダや工作について江崎道朗氏がこう言っている。
——————————
江崎道朗:「今回、ロシア側のプロパガンダに騙されないように米国は先手先手で公開してやっている。これを日本大学の福田充先生は『オープンインテリジェンス戦略』という言い方をしています。情報公開こそがロシアのプロパガンダに一番重要である。
その情報公開に当たって、実際はどうなっているのかを、ロシア側の動きやロシア側のプロパガンダに反論できる事実の調査能力についてはCIAや米軍情報部が徹底して事実関係を調べるインテリジェンス機関があるから出来る。
『ミトロヒン文書』でロシアKGBがどういうプロパガンダをやるか、朝鮮戦争でソ連は『米軍は生物化学兵器を使っている。アメリカは信用できない』というプロパガンダをやっていたが、これがロシアの常套手段なんです。70年以上前からずっとやっている」(令和4年3月23日 虎ノ門ニュース)
——————————
拙ブログでも、今のロシアのプロパガンダは『ミトロヒン文書』以来ほとんど変わっていない低レベルのプロパガンダであると指摘した。
プロパガンダ合戦で日本の保守派は割れているが、それは裏返せば、日本人、特に保守派はプロパガンダに弱いということが露呈した。
シナはすでにこれに気付いる。
噓つきは嘘つきに弱いという。
保守は左翼と違って嘘や騙しを嫌う日本人的道徳観がある。
だから余計にプロパガンダに弱いのであろう・・・
・・・・・・
人気ブログランキングに参加しています
プロパガンダを見抜く目を持たなければならない、と思った方はここをポチッとお願いします。
<保守の会 櫻井よしこ講演会のご案内>
Source: 日本人よ誇りを持とう
「生活」カテゴリーの関連記事