岸田総理「この夏の節電協力者にスマホにポイント還元」←ポイント還元より原発再稼働だろ!
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「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(2022年6月18日)で「電力ひっ迫、国が節電を要請」を取り上げていた。エネルギー政策専門家の石川和男氏が出演した。
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東野幸治:「経産省によると電力ひっ迫の要因は、ロシアのウクライナ侵攻の影響や新型コロナで停滞した経済活動が急に再開したから電力が足りなくなったと言ったが、そうではない。石川和男先生によると原因は日本の電力政策の失敗だそうです。
一つ目は、原子力発電所が稼働していない。33基のうち4基しか稼働していない。再稼働には時間がかかる。もう一つは火力発電所が次々と休止や廃止になっている。これはインフラ投資の見送りで建設中止や稼働休止が増加。また今年3月の福島沖地震で一部再稼働のめど立たず。このため5年で約540万世帯分の電力供給量がなくなった」
石川和男:「電力ひっ迫を経産省は電力不足はロシアやコロナだという外的要因にしている。電力政策の失敗とは言わない。もちろんロシア・ウクライナでエネルギーの値段は上がっている。しかし根本的には原発再稼働しないことと火力の休止や廃止にある。必要な火力発電がなくなっている原因は2016年の電力自由化にある」
東野幸治:「失敗だった電力自由化。2016年4月から一般家庭向け電力の小売り全面自由化を導入した。これで電力会社が独占していた電力小売り事業の参入を自由化して競争により電気料金を安くしようとした」
石川和男:「電力自由化は事業用は1990年代にやっていたが、家庭用の自由化をやると電気料金が上がるのでやらなかった。それが大震災で太陽光が増えて、さらに自由化になったことで、再エネは余っても全量買い取り義務だが、火力は買い取り義務がないので電力が余れば大損する。そうすると火力は採算が合わなくなって休廃止するようになった」
東野幸治:「しかし再エネも問題がある。岡山・赤磐市では過去に2度のメガソーラーパネル設置斜面から土砂が崩落し田畑が埋まる被害が相次いだ。太陽光の乱開発で『環境にやさしい』と言いながら環境破壊している。山口・岩国市では110ヘクタールのメガソーラー事業を日本企業から中国系企業・上海電力が買収した。電気というインフラに海外資本が入ってきた」
石川和男:「脱原発の物凄い空気の中で太陽光を導入しようとなった時、2011年の時の議論は森林開発のような環境規制はとりあえず置いておこうだったので甘かった。だから赤磐市や岩国市のような自然破壊が露見してきた。また外資にインフラを頼ると『やめる』と言われたら日本の電気はどうしますか?だから外資規制は大事です。環境と外資規制のルール作りを今やろうとしているが、遅くて間に合っていないと言うのが現状」
東野幸治:「原子力発電再稼働、しかし夏には間に合わない。関西電力は美浜原発3号機再稼働を10月から8月に前倒しした。テロ対策の工事を効率化して運用再開する。中国電力は島根原発2号機再稼働を丸山知事が同意。ただしどちらもこの夏には間に合わない」
石川和男:「去年からやっておけばよかったのにやらなかった」
東野幸治:「原発稼働に反対意見があるじゃないですか。使用済み核燃料を何処に埋めるのか?津波は大丈夫なのか?とか不安がある」
石川和男:「震災の津波対策はもう終わっています。また使用済み燃料とかの問題は前からある問題ですが、これは再稼働と切り離しても大丈夫です。これは必ず解決するし、すぐ問題になることではない」
ほんこん:「太陽光はゴミでないと思われていますが、太陽光の耐用年数20年で、太陽光は有害物質で土壌が汚染される。未来の子供達のことを考えたら太陽光は危険」
石川和男:「今、新しい原発が出来ているのに日本政府はそういう新しいものをつくるとは言わないんですよね」
東野幸治:「岸田政権は節電の秘策を検討している。おととい、節電に応じてポイントを付与する案を検討し始めた。これは電力ひっ迫の前日に利用者のスマホに節電のお願いをする。節電すると電力会社に通知して達成度に応じてポイントゲットするという」
ほんこん:「節電要請するスマホが電気使うやろ!アホか!」
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この番組の結論は「与党の政治家は原発稼働を言うと選挙に負けると思っている。しかしこのままでは真夏・真冬の節電は人が死ぬ。政府は国民にきちんと向き合って原発稼働の必要性をきちんと説明すれば、国民も原発再稼働をやるしかないと思うはずだ」である。
やはり日本のエネルギー政策を議論すると現実的には原発稼働になる。
実はメディアは報じないが、ソ連のチェルノブイリ原発(ウクライナ)事故でウクライナは反原発になったが、その後エネルギー不足で生産力低下と国力低下、化石燃料も買えなくなり、また真冬が物凄く寒いウクライナの人達は生命の危険にさらされ、ついに耐えきれず、事故から3年で原発稼働させる声が上がって、再稼働となった。
日本は今、33基ある原発のうち4基しか動いていない。
これが異常である。
それほど日本は反原発の左翼やマスコミが強く、政治まで押さえつけられている。
しかし岸田政権は節電にポイントなどアホなことやっていないで、安全を確認した原発から早く稼働させるべきである。
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Source: 日本人よ誇りを持とう
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