奉祝 天長節 よい日本人となるためには
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2月23日は天長節である。
日本人は日の丸を掲げ、宮城遥拝し、君が代を斉唱して、天皇陛下万歳三唱する。
昔の日本は『修身』の授業で「よい日本人」を教えていた。
よい日本人とはどういう日本人なのか。
よい日本人となるには、
いつも天皇陛下、皇后陛下の御徳を仰ぎ、
皇大神宮を敬いたっとんで、
忠君愛国の心をさかんにしなければなりません。
また紀元節・天長節・明治節などの祝日のいわれをわきまえ、
国旗を大切にすることも、日本人として大事な心得です。
父母には孝行をつくし、
先生をうやまい、
学校を愛し、
友達は仲良くして助け合い、
近所の人には親切にすることが大切です。
心をいつも正直にもって、
うちにいても外に出ても行儀を良くし、
堪忍ということを忘れず、
人と協同して助け合い、
また平生は倹約をまもり、
慈善の心も深く、
人の難儀をすくい、
生き物をあわれむやさしい心がけがなくてはなりません。
そうして人から受けた恩を忘れないばかりでなく、
規則をよく守って、
人の迷惑になるようなことをせず、
進んで世の人々のために
公益をはかるようにしなければなりません。
いつも自分の健康に注意して父母を安心させ、
健康な体で学問に励み、
仕事に精出し、
また物をよく整頓し、
心を落ち着けて物事に慌てず、
いざという時にはなんでもできるような
勇気を普段から養っておくことも大切です。
このように自分の行いを慎んで、
よく人に交わり、
世のため人のためをはかって、
天皇陛下の御ために尽くすように心がけるのは、
よい日本人となるのに大切なことです。
そうしてこれらの心得を行いに表すには、
すべて真心からしなければなりません。
(『修身教科書』 尋常小学校三年生)
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この一文は昔の小学校三年生が習う『修身』という道徳である。
今の子供達はこのような日本人として大切なことを教わらない。
教えるのは、自由、平等、人権、平和、多文化共生社会、である。
どちらがよい日本人になるのかは一目瞭然である。
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Source: 日本人よ誇りを持とう
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