【「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」評論】ファッション業界が舞台のドキュメンタリーだが、映画ファン・フレンドリーな1作
今から約50年前の1974年、シャーロット・ランプリングはフランス、アルルの高級ホテル、ノール・ピニュに引きこもり、全裸でテーブルの上に腰掛け、カメラに向けて挑発的な視線を投げかける。当時、彼女は同じ年に公開された「愛の嵐」(元ナチス将校とユダヤ人女性捕虜が再会して倒錯した関係にのめり込んでいく)の影響で、映画で演じた役のイメージと自分自身の間で揺れ動いていたとか。しかし、その写真のせいで、今に続く危険でミステリアスな個性を、幸運にも、確立できたのだと 全文
映画.com 12月05日14時00分
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