シナの国防動員法はシナで生産する日本企業のマスクを接収しアビガンも自分のものにする。
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櫻井よし子女史が優れた視点で書かれた日本への警告文である。
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暴かれた中国依存の脆さ~櫻井よし子
わが国の企業は中国進出に際し、利益に注目するあまり、中国との取引が将来もたらす結果について考えなかったと言わざるを得ない。
歴史を捏造されても、知的財産を盗まれても、領土を狙われても、撤退するわけでもない。訴えて戦うわけでもない。利潤追求の企業でありながら、大切な財産である知的財産を盗まれても、それよりももっと優れたものを発案すればよいという姿勢を、多くの日本企業はとってきた。諦めか卑屈さか。
眼前の利益に目を奪われて将来の大きな損失、取り返しのつかない敗北が見えないのだ。
だがコロナウィルスが明確に描き出したのは、中国問題を経済だけの次元でとらえ続ければ、いずれわが国はひどい目に遭うということだ。
中国の戦略はある意味、分かりやすい。国際社会のマスク不足の中、世界全体のマスクの80%を生産している中国が、マスク外交を展開中だ。わが国の地方自治体にもマスクが贈呈された。その陰で、中国で日本向けにマスク生産を手掛けてきた日本企業のマスクが、在庫も含めて一切合切接収されていた。
2010年成立の『国防動員法』によって、有事の際には外国企業も中国政府の命令に従わなければならない。マスクの接収は起こるべくして起こったのだ。
日本企業のマスクが中国政府に接収され、それを彼らは中国の善意として日本に送り、日本人が感謝して喜ぶという愚かな構図だ。
インフレンザ薬『アビガン』も見てみよう。安部首相はコロナウィルスに、富士フィルムホールディングス傘下の製薬会社、富士フィルム富山化学が販売するアビガンが有効だと語り、同社は3月31日から国内でアビガンの治験に入った。
他方中国ではすでに、アビガンの有効成分、ファビピラビルの治験は終了し、中国科学技術省はアビガンの有効性を発表した。富士フィルムの中国における特許は既に切れており、ライセンス契約も終了しているため、中国製のアビガンが世界で大量に使用されても富士フィルムの利益には貢献しない。
日本だけでなく、米国も、先進医薬の技術を事実上中国に渡す形で中国とのビジネス関係を結んできた。結局、技術は奪われ、医薬品を中国の供給に頼ることにならざるを得ず、中国に弱みを握られることになる。
その結果、何が起こるか。
中国共産党の基幹メディア新華社が3月4日に掲げた社説の次のくだりはその意味で注目に値する。「中国は医薬品の輸出規制をすることも可能だ。その場合、米国はコロナウィルスの大海に沈むだろう」。
まさに国民の命を人質にとった恫喝である。日本政府も企業も対中関係に安全保障の要素を加えて考え直さなければならない。
(令和2年4月6日 産経新聞)
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日本で「緊急事態宣言」が発動される。
しかし他国と違って「命令」ではなく「罰則」もない。
本来、日本人はこういう時には一つになるものである。それが日本人の強みでもある。
しかし、戦後教育が悪いのか、家庭の躾や教育がなっていないのか、こういう事態で好き勝手やる人間が必ずいる。
自分勝手なことをしたり他人に迷惑をかけてはいけない、という「道徳」をバカにしているから、いざという時に邪魔な存在になる。
自分がウィルスで死ぬことはない、自分は例外、という危機意識のなさは間違った「平和教育」によるものだ。
同時に、今回の武漢ウィルスで明らかになったのは、シナがなければ何も出来ない日本になっていたということだ。
「歴史を捏造されても、知的財産を盗まれても、領土を狙われても、撤退するわけでもない。訴えて戦うわけでもない」という日本の大企業経営者。
これこそ戦後教育のなれの果てである。
日本はウィルス当初、国を挙げてシナにマスクを贈り続けた。
しかし今、日本がマスク不足であるのに、シナでマスク生産している日本企業のマスクがシナに接収されて日本に送れないのだ。
これは保守派が以前から警告を鳴らし続けてきた「国防動員法」である。
そして武漢ウィルスに効くアビガンもシナに奪われて、シナ製アビガンが世界に売られる。
シナはシナの言うことを聞かない国にはマスクもアビガンも輸出規制すると脅してくる。
世界中に武漢ウィルスをまき散らして、こういうことをやるのだ。
これがシナである。
シナでの経済活動は安全保障であることを日本の政官財は自覚して、今後はシナから撤退して生産拠点を日本に戻すべきである。
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Source: 日本人よ誇りを持とう
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